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チュニジアならではの砂漠の楽しみなのが、トズールの北方、アルジェリアとの国境近くのタルメザ渓谷にある山岳オアシスの村。砂漠のオアシスとは違った個性があり、神秘的な雰囲気があるところだ。
タルメザ渓谷の山岳オアシスは、シェビカ、タルメザ、ミデスの3つ。それぞれの山岳オアシスには洪水により廃墟と化した村が残り、独特で美しい景観が広がっている。「イングリッシュ・ペイシェント」をはじめ多くの映画の撮影に使われているのも納得のすばらしい風景だ。
そして、トズールとネフタの間にあるオング・エル・ジュメルでは、美しい白砂漠が広がり、映画「スターウォーズ」の撮影時のセットが残るロケ地跡や、映画「イングリッシュ・ペイシェント」のロケ地になったらくだ岩(オング・エル・ジュメル)が見られる。
ドゥーズとトズールの間にある大きな塩湖、ショット・エル・ジェリドは、季節によって美しい水をたたえた湖だったり、干上がって雪かクリスタルのような白いものが残る湿地だったり。湖を横断する全長96kmの直線道路があり、走り抜けるだけでも爽快。
チュニジア 山岳オアシス・シェビカ山岳オアシスのタメルザ、ミデス、シェビカ
アルジェリア国境に近いタルメザ渓谷にある3つの村は、それぞれ個性的な景観美を誇る山岳オアシス。
タルメザ、ミデス、シェビカの3村は、ベルベル人の村だが、1969年に起きた大洪水のため村ごと水につかり、現在はすぐ近くに新しい村をつくりそこに住んでいる。
観光のポイントとなるのは廃墟となった旧村のほうで、その村も周辺の地形と一体となった風景がとてもすばらしい。
特に、ミデスは「イングリッシュ・ペイシェント」をはじめとした数々の映画に登場している雄大な絶景が見られる。村は切り立った崖の上にあり、バルコニーオアシスと呼ばれている。
チュニジア 「スターウォーズ」の映画セットが今も残るオング・エル・ジュメル
トズールとネフタ、2つの砂漠オアシスの間にあるオング・エル・ジュメルは、2大映画のロケ地として有名。
オング・エル・ジュメルとは、ラクダの岩という意味で、その名のつけられた岩のある美しい白砂漠は、「イングリッシュ・ペイシェント」のロケ地のひとつだ。
そこからさらに西へ1kmほどのところには、「スターウォーズ エピソード1」のロケ地がある。こちらは撮影時のセットが残されており、ファンでなくてもなかなか興味深い。
チュニジア 塩の湖トズール
アルジェリアとの国境に近いサハラ砂漠のオアシスの街、トズール。
街中に、日干しレンガでできた砂色の家々が並び、砂漠の街といった雰囲気は満点。特に、ウルド・エル・ハデフ地区と呼ばれる旧市街は、特徴的な幾何学模様の日干しレンガ造りの建物が多く見られ、昔ながらの服装をした地元の人々が行き交う。ゆっくりと細い路地を歩いていると、時代がさかのぼったかのような不思議な感覚に落ちいるだろう。
街には高級ホテルも多く、チュニジアのオアシスの中ではいちばん活気に満ちた観光地。
また、最高品質のナツメヤシの産地としても有名。
チュニジア ネフタのオアシスネフタ
トズールからさらに奥にある砂漠オアシスが、ネフタ。
かつてはトズールよりも観光地だったそうだが、現在は静かな砂漠の街といった雰囲気。すっかり観光地化されているトズールより、ネフタのほうが落ち着いて過ごせるだろう。
丘にあるオアシスのため、街は傾斜地につくられ眺めがいい。「花かご」と呼ばれる緑が豊かで美しいオアシスだ。オアシスの先はアルジェリアとつながる広大な砂漠が広がり、果てまでやってきたという感じがするだろう。
チュニジア ドゥーズでラクダに乗るドゥーズ
サハラ砂漠への入り口となるオアシスの街、ドゥーズ。街のすぐ先には砂丘が広がっていて、砂漠のオアシスというイメージにぴったりの場所。
ドゥーズは、古くから砂漠に暮らすさまざまな部族が行き交う交差点となる街で、20世紀初めまで砂漠の遊牧民が休むテントしかなかったそう。現在はいくつかの部族が村をつくり定住している。彼らの誇り高い伝統文化にふれることができる貴重な街でもある。
らくだに乗れる砂漠ツアーも人気がある。